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2006年11月 9日 (木)

コワい夢

年老いた母を連れて、大きな川を渡る夢を見た。
渡りきったところで、なぜか母はちいさな赤ん坊になっていた。
片腕にすっぽり入るほどちいさく、ものすごく軽い。
全身ずぶ濡れで、髪から水がぽたぽた垂れている。
泣くでも、笑うでもなく、ただ私の腕に身を委ねているその顔は、
皺だらけの老人のものだった。
夜の競馬場に、馬を見に行った帰りだった。

母が歳をとることと、自分が歳をとること、この両方が
今、私にとっての恐怖なのかもしれない。
そして、死。
確実に死に向かって生きている私だが、たとえば今、
この意識は私が死んだらどこへ行くんだろう。
ああ、死んじゃった、って思うんだろうか。
自分が死んだことも分からないなんて、いやだなあ。
長生きしたいとは思わないけど、やっぱり死ぬのは怖い。
ジットリした、怖い夢だった。

 

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