魔女の宅急便

今日また、テレビでやってましたね。なんとなく、何度も観てしまうんですが・・・コレ、私にとってはある意味思い出の映画です。

今から１０ウン年前、ウメ吉くんは私の母に結婚の承諾を得るためにウチに来たのでした。その時テレビでは「魔女の宅急便」を放送してました。なかなか話を切り出せないまま、ラストの、キキが友達のトンボを助けるためにデッキブラシに乗って空を飛ぶシーンを３人で食い入るように観ていました（このとき既に私の父は他界しており、私と母は二人暮らしでした）。

３人が３人ともモヤモヤしたキモチのまま時は流れ、映画も終わって、それでも黙っているウメ吉くん。ついに母から結婚の話を切り出すという結果に。そしてめでたく私たちは結婚できたのでした。

ウメ吉くんも、こんなピュアな時代があったんだね・・・と、この映画を観るたびに思い出すのです。ウメ吉よ、ココロがすさんだときにはこの時のキモチを思い出すのだぞ。汚れのない純粋なハートを持っていたあの頃を・・・。